やる気が出てから勉強する？

　保護者様がお子さまを塾に通わせる一番の理由は成績を上げてほしいということだと思います。そしてできれば、言われなくても自分からやる気を出して、自主的に勉強できるようになってほしい・・・。これも多くの保護者様から聞くご要望です。

　ところでやる気に火が着けば必ず成績は上がるものなのでしょうか？実は違います。逆説的になりますが、成績が上がるからやる気が出ます。やってもやっても成績が上がらなければ、「やっても成績が上がらないのであれば、やらないほうがマシ」となってしまう危険もあります。ですから、成績があがる正しい勉強法（型）を身につけて、やった分だけ成績が上がるという体験を積み重ねることが重要です。

　日本全国で数百万人の中学生が定期テストに向けて勉強しています。特殊な例を除き、テストに向けての勉強方法は共通しています。

（１）学校の授業時間内で完全に理解できるよう大切に受講する。

（２）学校から配布されるワークなどの問題をできるようになるまで繰り返す。

（３）わからない問題はわかるまで質問する。

（４）自力でできるようになるまで問題演習を繰り返す。

 

大まかに申しますと上記を愚直に実行するのみです。

その結果、結果が伴ってきますと「やればできる」という気持ちになり、

より一層やる気が出て来て、良いサイクルで回っていきます。

 

やる気が出てから勉強を始めるのではなく、勉強して結果が出るからやる気が出る。

勉強とはそういうものです。やる気が出るのを待っていたら、人生が終わってしまうかもしれませんよ・・・。

 

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