公立中学の期末テストは月曜日ですべて終わりますが、今回のテストに向けた勉強の振り返りと、今後の過ごし方についてご報告申し上げます。
期末テストは、前回の中間テストから約1か月しか間がなく、5教科のテスト範囲が短かったのですが学習内容が1学期とは比較にならないくらい難化し、かつ保体、技家、音楽などの実技系科目の試験や、美術の作品提出が重なり、慌ただしい準備期間となりました。
今回の期末テストでは、やるべきことの優先順位を間違えないようにするため、そして他の生徒さんに比べた進捗状況を自覚してもらうために、添付の写真のような方法(マイウェイ・ダービー)で可視化いたしました。
これは少なからず効果があったようで、我先に!と頑張った生徒もいますし、自分だけ遅れていることが一目瞭然となり、恥かしさから頑張って追いつこうとする生徒もいました。
やるべきことをすべて完ぺきにやり切れた生徒は、6名でした。逆に学校に提出すべきワークを、試験前日に答えを丸写しして、「試験勉強」といえるような勉強を全くできないまま終えた生徒もいます。
今回は、このダービーの結果と、期末テストの得点、学年順位の相関関係を一応分析してみる予定ですが、結果は、おそらく分析するまでもなくご想像の通りになろうかと考えております。
生徒には早速昨日から、得点の報告と次回に向けた勉強方法の反省点と改善案を書き始めてもらっています。
前回もご報告いたしましたが、
「今度は単語をちゃんと覚える」
「時間が足りなかったので、余裕をもって準備する」
「計算ミスをなくす」
のような、具体的な行動まで落とし込めていない振り返りが目立っております。
これらについては、「自分が本当にやり切れると思う、具体的な行動」まで落としこみます。
行動が変わらないと、結果は変わりません。「次はがんばる」だけでは、残念ながら行動が変わらないのです。
ですから、一歩ずつでもいいので、自分で考えて、自分の変えるべき行動を、自分で決め、実行することが大切です。
また、今回のテストに向けた準備で、いわゆる「気合が入っていない」生徒さんに、
時には厳しい言葉を用いて、気合を入っていないことを指摘し、やるべき勉強を集中してテンポよく進めるように指導をいたしました。
全員ではありませんが、意識が変わったことにより、明らかに行動のスピードや質が変わった生徒さんがいました。
気合だけではだめですが、行動を変えるには気合も必要だろうと考えております。
気合を入れてがんばっている生徒が結果を出せるように、学習の状況を把握し、適度なレベルと勉強量をアドバイスすることが私の仕事になります。
マイウェイは、講師から徹底的に知識を詰め込む塾でもなく、わからないことをすべて手取り足取り教える塾でもありません。
生徒が、将来、「自分で稼いで飯を食っていける大人になる」支援をする「自立学習型」の塾です。
すべてを教えてもらい暗記するだけの受け身の学習(依存学習)では、これから先の世の中を渡っていく力を養成できないと考えておりますので、
勉強を通じて、自ら定めた目標を達成するために、「自ら学び、自ら考え、自ら行動」することを、今後も生徒に徹底的に求めてまいります。
なお、中1・2生はテスト明けから、徹底的な復習を実施します。
生徒のすららのTOP画面に、それぞれのレベルに応じた復習単元、テストの設定をしております。
この週末から、自宅でのすらら学習を再開する生徒さんは、英数それぞれを上から順番にバランスよく進めていくようにお伝えください。
12月25日以降は学校で配布されるワークの宿題で忙しくなることが予想されるため、復習の期限は全員12月24日の2学期終業式に設定しております。
なお、得意不得意にあわせて、出題レベルを調整しておりますので、合格点は100点としています。
100点を取れなかった場合は、再受験するようにしてください。何回受験しても100点を取れない場合は、レクチャーの受け直しからやり直してもらいます。
(詳細は月曜日以降、塾内で、生徒に直接指示いたします)
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