中間テストは、定期テストとしては1学期の期末テスト以降、3か月半ぶりの試験となりました。
準備期間は長くありましたが、テスト範囲も1年間の中で最も分量が多いのもこの2学期中間テストの特徴です。
いつもと同じように、試験1週間くらい前からでも何とかなると高をくくっていた生徒は、結局準備が間に合わず、思うような結果を残せませんでした。
逆に、夏休みに総復習をやり、2学期に入ってからも学総大会新人戦などの忙しい合間を縫ってコツコツと進めた生徒の多くは過去最高得点、過去最高順位を更新しています。
(判明次第、当塾HPおよび教室内に掲載・掲示しております)
毎回同様、テスト終了後の最初の授業時に返却された科目の得点と次回の目標点を記入してもらっています。
そして、その目標を達成するために具体的に勉強方法をどのように変えていくのかを考えて書いてもらっています。
生徒がよく書きますのが
「今度は単語をちゃんと覚える」
「時間が足りなかったので、余裕をもって準備する」
「計算ミスをなくす」
ということ。
このように具体的な行動の変化まで落とし込めていない生徒には、私から「どうやってちゃんと覚えるのか、どうしたら余裕をもって準備をできるのか、ミスをなくすには日ごろの授業でどのようなことを変えていかなければならないのか」とかなりしつこく突っ込んで聞いております。
なぜなら、行動が変わらない限り、結果は何も変わらないからです。
そして、しつこく突っ込み続けておりますと、苦し紛れに「英単語を100回書く」とか、「教科書を何度も読む」などの具体的な行動が出てきたら、まずは一歩前進です。
しかし私からの突っ込みはそこで終わりません。「本当に英単語を100回書くつもりなの?小学校の時の漢字ドリルの練習みたいなことを、宿題でもないのに自分から本当にやれると思う?実際にはやるつもりのないことを書いても何も変わらないよ。
前回の振り返りのシートを見てごらん。同じこと書いてあるよね。今回の中間テスト前に、何回もノートに書いて覚えようとした?してないよね。ということはここに書いても、次も多分やらない。だからまた英単語を覚えきれずに目標点に届かない。その繰り返しになるよ・・・。これを繰り返していると、人生そのものが同じようになる可能性が高いよ。金子に対するポーズは不要。本当にやれることだけ書いてほしい。」etc...
(金子は生徒に相当煙たがられていますが、それが塾として成果を出すために必要不可欠なことですので、一切手を抜きません)
塾内の無料貸出図書「マイウェイ文庫」には、勉強方法に関する書籍が何冊かおいてあり、それを参考に期末テストに向けた勉強方法を検討している生徒もいます。
そのようは本を読まなくても、パソコンやスマホで「英単語 覚え方」で検索すると何万件もの事例が表示されます。
いろいろ試行錯誤して自分に合う方法を見つけていくのが本当の意味での勉強です。万人に共通する勉強法などありません。
私からはいくつか勉強方法を例示していますが、もっとよい勉強方法があるかもしれません。高校生にあれば電車通学の間にスマホで勉強している姿も見られるようになりました。
これは10年前には考えられなかった勉強方法ですね。このように勉強の方法もどんどん変化しております。保護者様の常識からは外れるような勉強方法を試す生徒さんも出てくるかもしれません。
しかしながら、前に進もうとして試行錯誤しているときはどうか温かく見守っていただけますと幸いです。
定期テストに向けた基本的な学習の手順は、以前と特に変わらず下記のとおりです。
(1)英数については、すららで予習し、レクチャー後の確認ドリルで80%以上を得点できるレベルまで理解しておく
(2)学校の授業をおろそかにせずしっかりと受けて、試験前に役立つようにノートを取っておく
(3)テスト2週間前から学校から配布されているワークを2回以上繰り返す。理社は葉一先生のレクチャーやリカラボ、まんが日本史を受講する。
(4)教科書、授業中に配られたプリント、ノートを丁寧に復習する(場合によっては、自分なりの「まとめノート」を作成する)
(5)問題集で演習する (定期テストで80点以上取れている科目については90点以上を目指すためにご購入をお勧めしております。お希望の方はお申し出ください。著作権の関係でコピーして配布するのは1学期をもって中止いたしました)
(6) (5)の問題集で間違えた問題を繰り返し解く。部活停止期間はできるだけ長い時間を塾で過ごすようにする。
です。
予想点数は(4)までを完璧にやれた場合は80点、(5)で90点、(6)で100点です。
上記のことは、生徒にも伝えます。
生徒には、「2学期の期末が終わったら次の定期テストは2月末の学年末テストまで3カ月間あきます。そこでひと息もふた息もつけるから、期末まではこのままペースを落とさずに頑張ろう!」と声掛けしながら、がんばってもらっています。
現在、すべての中学1・2生が期末に向けたすらら学習が残っていますから、学校の宿題や美術の作品提出がない限り、自宅学習では期末の想定範囲の英数のすらら学習を進めるようにお伝えください。
(中3は別メニューです。個々に指示済みです。期末の結果で内申点が最終確定します。)
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