学校の授業と自宅学習

塾を運営している私がこのようなことを申し上げるのはいかがかと思いながらも、事実ですのでご報告申し上げます。
中１・２は実力テストが返却され、夏休みの努力量がそのまま結果に表れています。
（成績UP事例は当塾HPに随時UPしております。　　http://www.myway-kobetsu.jp/）

ホームページでも各種ご報告メールでも再三お伝えしておりますが、学力や成績は塾に来ているときだけやっても上がりません。
家庭学習も含めた総学習時間にほぼ比例しています。ところが、自宅では誘惑が多く集中して勉強できる生徒さんが激減しており、
そのため、本年度は原則週2回以上の通塾に限定させていただきました。
家庭学習の習慣がしっかり定着した生徒さんには週1回をご提案し、仮に週2回にしたいとのお申し出があっても、
「これまでできているのですから、もう少し週1回で頑張ってみてください」と週2回への回数増加を極力回避して、
その代わりに生徒さんの自宅学習の状況やテストの結果を詳細にチェックして、たるみが見られる場合は、週2回以上への回数変更をご提案申し上げております。
現在は、週2回以上で通塾されている生徒さんが大半ですが、それらの生徒さんには「自宅できちんとやって塾代を減らして親孝行しなさい。
そして減らした分で好きなものを買ってほしい、くらいの交渉をしてみるといいよ」と激励しております。

成績を伸ばしている生徒、上位をキープしている生徒に共通しているのは、
（１）学校の授業をしっかりと受けている
（２）塾に来ない日も、コツコツと学習する習慣が定着している
（３）いつまでに何をやらなければならないのか、常に優先順位を意識し、適切に判断できる
　　　（間違っても、夏休み最終日にワークの答えを丸写しするようなことは絶対にしない）
です。

新学期より「自宅で毎日1時間勉強しよう」キャンペーンを実施しており、その時間を「すららタイム」と呼ぶことにしました。
学習内容はすららでなくても構いませんが、毎日決まった時間に1時間集中して学習する、見たいテレビは録画しておく、
疲れて勉強できないときは早めに休んで、週末に取り戻すことを徹底してまいります。

保護者様から、お子さまへの声掛けも「勉強する時間じゃないの？いつするの？」ではなく、「あら、もうすぐすららタイムね？頑張ってね。見たいテレビは録画しておけば？」に変えてください。
繰り返します。成績を上げるには塾に来た時だけ勉強しても上がりません。学校の授業をしっかりと受け、自宅でも毎日コツコツやり、勉強内容も優先順位を考えてやることです。
塾での勉強時間は授業や自宅学習を含めた全部の勉強時間の中では、ほんの一部にすぎないのですから・・・。

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