お子様が将来どのような職業に就くかは保護者様にとっては最大の関心事だと思いますが、ちまたでは「10年後になくなる職業」の予測があちこちでなされています。
主にコンピュータやロボットの発達により、人間の労働力が不要となる職業が並んでいます。そして現在の小学生の6割は現在は存在していない新しい職業に就くという予測もあります。
25年後の2040年には人口が2千万人以上減少し、かつ高齢者の率が現在の2倍以上となっていきます。日本創成会議によると、現在約1800ある自治体の約半数が存続できないという驚くべき予想が発表されています。
このようなことをお伝えすると気持ちが沈んでしまいそうですが、現在存在していない新しい職業がどのようなものかを想像しながら、将来の夢、当面の目標を考えることは楽しさもありますね。
今後は「このレールさえ外れなければ一生安泰」という道はなくなりますので、どのような状況になろうとも、しなやかに対応する力を蓄えておくことが肝要です。
そのために、22歳までの学齢期においてはできるだけ幅広く学んでおくことが大切ですね。
しかも、知識を詰め込むだけではなく、学んだことを組み合わせて状況を判断し、問題を解決していく力が求められる時代になっていきます。
こればかりは教わるだけでは身に着けられません。自分でいろいろと考え、時には失敗もして、経験を積み重ねていく中で養われる力です。
お話しを元に戻しますが、「10年後になくなる職業」についてお子様と意見交換してみるのも、子どもに将来を意識させるのにとてもよい機会になるかと思います。
ご興味がおありの方は、一度、ネットで検索してみてはいかがでしょうか。
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