新学期を目前に控え、他の塾からマイウェイに転塾される方が増えています。その理由として多いのが「今通っている塾で成績が上がらないので変えたい」というです。
成績を上げるためには、いくつか条件があります。
・毎日、コツコツ、家でも塾でも学習を継続すること
・ゲームやスマホを一定時間で必ず終わりにして、勉強に切り替えること(自分を律することができる)
・ただ机に向かうだけではなく、「今日はこれをここまでやろう」という目標を自分で決め、自分で計画を立てて進めること
・「わかる」で満足せずに、「できる」ところまでやること。わからないところは、必ず質問すること。
・英語、国語、社会の教科書を、すらすら読めるまで「音読」すること(小学生は音読の宿題をちゃんとやること)
「勉強しなさい」と言って子供が素直に勉強を始めてくれたらどんなに楽だろうと思ったことはございませんか?
ただ、中学生にもなると命令されてやることほど嫌なことはありません。
保護者様もその昔、勉強しようと思っていたところに「いつまでテレビ見てるの?勉強しなさい」と言われてやる気をなくしたご経験がおありかと存じます。
お子様も全く同じです。それでもひと言言いたくなる時があると思いますが、そのような時には子どもを責めるような言い方ではなく、あくまでも「こうしてくれるとお母さんはうれしいんだけどな・・・」という「私」を主語にした言い方のほうが効果的です。
同じ時間、同じ量の勉強をやったとしても、子どもの勉強に向かう姿勢、心の持ちようで知識の定着度は全く異なってきます。だからこそ、言い方一つにこだわる必要があります。
マイウェイでは、(時には厳しく接することもありますが)基本的には子供が自分から「ちょっと、頑張ってみようかな」と思えるように声掛けをしています。
また、頑張っているけど結果が出ないときも、その努力に対しては褒めてあげます。また、できない問題があっても、「できる問題は、テストでも絶対に解こうね」と言っています。
そうしないと子供は「やっても無駄だ」となり、頑張る気力をなくすが能性もあります。
お子様がだんだん難しい年頃になり、どのように接して良いのかわからなくなる時もあろうかと思います。
でもすべての保護者様に共通しているのは、「成績が上がってほしい」=「どうか将来、人並みに幸せな人生を送ってほしい」ということだと解釈しています。
ですから、保護者様から見て「よく頑張っている」と思える時は、ぜひ「頑張ってるね」という現状肯定の声かけをお願いいたします。
仮に子供自身があまり頑張っているとは思っていないときであれば、「それほど頑張ってないんだけど、そう言われたらもうちょっとやってみようかな?」と思うものです。
最後にもう一度繰り返します。「勉強しなさい」と言っても子供は勉強しませんし、仮に勉強したとしても「やらされている勉強」の場合は、知識の定着率が極端に低くなります。
ですから、子供を信頼して前向きな声掛けを続けること。これに勝る成績UPの秘訣はありません。
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