【中3生】
運動部所属の生徒さんは学総が終わり、大半の方が部活動を引退されました。
(県大会に出場が決まった方は、おめでとうございます。まだ部活動の練習が続き、体力的に精神的にも大変かと思いますが、しっかり睡眠時間を確保して頑張っていただければと思います)
また文化部の方はあと少し活動が続く生徒さんもいらっしゃいますが、塾では7月から全ての受験生に本格的に受験勉強を再開していただきます。
受験勉強は3月から春休み終了までの間に英数を中心に進めましたし、一部の生徒さんは英数だけでなく国語、理科、社会も進めましたが、全範囲の復習を終えた生徒さんはいません。
また生徒さんの中には1学期開始後も通塾回数を増やすなどして、中間・期末対策の合間を縫ってコツコツと進めていただきましたので、取組んだ教科につきましては、7月の北辰テストから偏差値の伸びが期待されます。
春休み以降、受験勉強が全く進んでいない生徒さんは「9月の北辰テスト(8/31実施)で偏差値を上げること」に照準を合わせてこの夏を過ごしていただきます。
(7月20日の北辰までは期間が短すぎるため、劇的な偏差値アップは見込めません。あくまでも8月31日実施の北辰テストでどれだけ偏差値を延ばせるかに照準をあわせます。)
受験勉強の続きを今週から再開し、9月の北辰テストの前日までの約60日間で全力で取組んでいただきます。
生徒さんは「夏休みに入ってから頑張る」とよく言うのですが、夏休みまでの2週間強の期間をダラダラと過ごしますと、残りは40日程度になってしまい、その差はあとでかなり大きく響きます。
1学期と同様、2学期も学校の新学期の授業がスタートした後はどうしても中間・期末対策に相当な時間を取られ、受験勉強に充てる時間が限られるからです。
今まで着手できなかった国語、理科、社会も含めた全教科の受験勉強の計画を立てていただき、本格的な「受験勉強」を一日も早く始めます。
9月の北辰テストまでに、全教科とも中3の1学期までの範囲を終えること、また英語について中3の残りの英文法の予習を終えることを目標として、そこから逆算して毎日の必要な勉強時間を計算します。
夏休み中や、夏休み前の土日祝日は、基本的には各教科とも毎日1時間、1日5時間以上は勉強しませんと総復習は終わらないとお考え下さい。
生徒さんの現在の偏差値と、志望校の合格ラインの偏差値が5以上離れている場合はさらに多くの学習時間を確保しませんと、9月以降の北辰テストでB判定(合格圏)以上に上げるのは厳しいというのが現実です。
しかしながら当塾では毎年、2学期の北辰偏差値が10前後上がりA判定を出す生徒さんもいらっしゃいます。
これらの生徒さんは夏休み中に毎日塾で頑張るのもちろんのこと、塾からの帰宅後や土日、お盆の期間も本当に頑張り、結果的には7・8月の約60日間で合計300時間以上学習していました。
ご自宅では勉強がはかどらない生徒さんは上手に塾をご活用いただきながら、最低でも200時間以上を目標にこの夏の勉強時間を確保なさってください。
他人を抜かないと偏差値は上がりません。厳しいようですが、中途半端な努力では偏差値は上がらないということをご理解いただき、後悔しないようこの夏をお過しください。