以前のコラムで「成績を上げる方法」を書きました。
そちらに記載したことを愚直にやっていただければ成績は必ず上がります。
成績が上がらないのは、それらをやっていないからです。
では、わかっているのになぜやらないのでしょうか。
心のどこかに「頑張るには頑張るけれど、そこそこの努力で、そこそこの成績が取れればいい」という思いはありませんか?
これは断言します。
今まで成績が伸び悩んでいる人は、そこそこの努力では成績は上がらないどころか、下がります。
成績がいい人はあなたの知らないところで相当な努力をしています。
あなたが毎日1時間勉強するとしたら1時間30分、いや2時間以上勉強していると思ってください。
それが次の定期テストまでの2か月間続くと、合計で数十時間分の差が出ます。
練習した量が圧倒的に少ないのに、成績など上がるはずがありません。
これまでなかなか伸ばせなかった成績を上げていくには、
他の人よりも努力して、絶対に追い抜いてやる、という強い覚悟が必要です。
その覚悟を持てたとしても、家ではスマホの誘惑に負けてしまう人がたくさんいます。
だから塾という環境に身を置いて、懸命に頑張る仲間そしてライバル以上に努力を重ねなければなりません。
でも自分一人では30分もすれば休憩したくなるのに、塾では不思議と1時間も2時間も集中して勉強に取り組むことができます。
自宅での1時間と塾での1時間は密度がまったく違います。
わからない問題はその場ですぐに解決できますので、勉強がとまることがありません。